高濃度水素水点滴療法(High dose of Hydrogen i.v. therapy)
今までの水素水点滴には、いくつかの問題点がありました。
この、水素ブームのなかで、水素水点滴が普及していない理由は、点滴バッグ内の液体に十分な水素量を、安定して導入することが出来なかったからです。
つまり、
1.点滴バッグに、どうやって水素を導入するのか?
2.発生させる水素量は、毎回どうやって正確に調整するのか?
3.どうやって点滴バッグのなかの水素水の濃度を限界(飽和濃度)まで上げることができるのか?でした。
この点滴専用水素附加装置は、全く新しい方法を採用しています。
一定量の水素化マグネシウムを使用し、密閉空間で水素を発生させることにより、従来不可能だった点滴バッグ内の飽和水素水1.6ppmを安定して作成することが可能になりました。
手軽に、安全に、点滴バッグを清潔に保ったまま高濃度水素水点滴が出来る様になりました。
≪水素付加した加工点滴バッグ内の溶存水素濃度の時間的変化≫
≪水素を90分付加した加工点滴バッグを常温常圧下で放置した後の溶存水素濃度の時間的変化≫
水素水なら悪玉活性酸素のみを消去
活性酸素には「悪玉」と「善玉」があり適量の善玉活性酸素は必要なのです。
老化や様々な病気の原因となる悪玉活性酵素を取り除く抗酸化力で注目されている水素。水素は体内で悪玉活性酸素と反応して無害な水に変化します。
水素には、強力な酸化力を持つ“悪玉活性酸素”ハイドロキシラジカル のみに反応して消去する働きがあります。
血管をつくったり、神経機能や免疫力を高めたりする有益な“善玉活性酸素”スーパーオキシド、過酸化水素は消去しません。
これにより体全体の臓器の機能を高め、デトックス効果もあり紫外線によるシミやシワの予防、疲労回復、免疫力アップなどの 効果が期待できます。 さらに水素水はダイエットやメタボ予防にも効果を発揮します。脂肪燃焼を高めて脂質代謝を促す作用があり、体内で脂質代謝に関わる 酵素やホルモンの分泌を増やす働きがあります。 その他、動脈硬化や糖尿病など酸化による病気を予防する効果が多数報告されており、医療分野での活用も広まっています。
水素は、遺伝子の損傷を防止
水素は、皆さんの毎日の生活の中でおこる、紫外線、放射線、喫煙などによって発生する活性酸素による遺伝子の損傷を防いでくれます。
当クリニックでは、DNA遺伝子損傷のマーカーである尿中8?OHdGを水素水点滴の前後で測定したところ、50%以上の低下がみられました。
つまり、長期的には遺伝子損傷によって起こる、がんの発生を予防する効果が期待できます。
また、がんの放射線療法、化学療法によって引き起こされる正常な遺伝子の損傷を防ぎ、食欲不振、全身倦怠などの抗がん剤、放射線治療の副作用を軽減する効果が期待できます。
最近、医療分野では、虚血性再還流障害を予防するため、心筋梗塞などの救急搬送時に水素吸入の導入の試みも始まりました。
副作用などの注意事項
水素水点滴治療に特有のリスク、副作用はありませんが、点滴治療全般に見られる点滴針刺入部付近の内出血、痛みが見られることがあります。
※水素水点滴の所用時間は30分くらいですが、水素水点滴を作成するために、約120分の時間がかかります。
※完全予約制での治療となりますので、お電話によりご予約をお取りいただいたうえ、ご来院ください。
※自由診療のため全額自己負担となります。
※料金は全て税込金額です。
※初診料、再診料は、必要ありません。