老化細胞除去、ゾンビ細胞除去、セノリティクスとは

D+Q ダサチニブ+ケルセチンリポソーム点滴療法(Senolytic Therapy)

— 老化細胞(Senescent Cells)を標的とした加齢医学的アプローチ —**

ダサチニブ(Dasatinib)およびケルセチン(Quercetin)を併用する点滴療法は、老年医学・加齢生物学(Geroscience)の分野で近年注目されている「セノリティック療法(Senolytic Therapy)」に基づく治療法です。

老化細胞(いわゆるゾンビ細胞)が生体に及ぼす影響、ならびに老化細胞除去による健康影響に関する研究は、国際的な老化研究機関(Mayo Clinic、Buck Institute for Research on Aging 等)を中心に進展しており、その一環としてダサチニブとケルセチンの併用が実験的治療戦略として位置づけられています。

本療法は国内において承認された適応を有するものではなく、加齢関連領域の自由診療として提供するものであり、研究段階の知見に基づく治療であることをあらかじめ明確に提示いたします。

本HPに掲載されている内容は、特許出願中の技術を使用し、臨床研究が行われている治療のため、転載・複製・改変等を固く禁じます。

○細胞老化(Cellular Senescence)の医学的背景

■1 細胞老化とは

細胞老化(Cellular Senescence)は、DNA損傷、テロメア短縮、酸化ストレス、慢性炎症、代謝異常などにより、細胞が不可逆的に分裂停止状態に移行する現象です。

老化した細胞は、本来は自己除去されるべきものですが、加齢や免疫系の低下により体内に残存しやすくなります。

 

■2 老化細胞が持つ特徴

老化細胞は以下のような特徴を持っています。

・増殖停止(Cell-cycle arrest)

・SASP(Senescence-Associated Secretory Phenotype)因子の分泌

・IL-6、IL-1β、TNF-α などの炎症性サイトカインの放出

・MMPs(マトリックス分解酵素)

・周囲細胞への悪影響

・炎症環境の悪化、線維化、代謝異常

・加齢関連疾患との関連性

心血管疾患、糖尿病、サルコペニア、皮膚老化、慢性疲労、免疫老化などへの関与が示唆されています。

 

■3 老化研究において期待される臨床的効果

老化細胞を減少させることで、以下のような生体機能への良好な影響が示唆されています。

・組織の炎症負荷の軽減

・組織修復能力の改善

・代謝環境の安定化

・身体機能の維持・向上

・ウェルビーイング(Well-being)の向上

 

○セノリティック療法

■1 セノリティックスとは

セノリティクス(Senolytics)は、老化細胞が依存する生存経路(SCAPs: Senescent Cell Anti-apoptotic Pathways)を選択的に阻害し、老化細胞を除去することを目的とする薬剤群・治療概念です。

代表的な候補としてダサチニブ+ケルセチンが挙げられており、海外の複数の研究において、老化細胞への選択的作用が示唆されています。

 

■2 ダサチニブ(Dasatinib)の役割

分子標的治療薬として開発

特定の老化細胞集団の生存シグナルに作用

アポトーシス回避経路の阻害が報告

 

■3 ケルセチン(Quercetin)の役割

植物フラボノイドとして広く認知

抗酸化・抗炎症作用

ダサチニブとの併用で補完的セノリティック作用が示唆

 

○期待される生体への効果

以下は効果を保証するものではなく、基礎研究・初期臨床研究に基づく知見です:

・慢性炎症(Low-grade inflammation)の軽減

・ミトコンドリア機能の改善の可能性

・体力・代謝のサポート

・肌・血管など組織環境の改善

・生活の質(QOL)の向上への寄与

・老化細胞の蓄積は「加齢関連疾患(Age-related diseases)」の共通基盤と捉えられており、これらの負荷軽減が期待されます。

安全性および適応外使用について

■国内承認の有無

ダサチニブおよびケルセチンは、国内ではそれぞれ別の用途で流通していますが、

老化細胞除去・加齢目的での使用は適応外使用となります。

■副作用とリスク

報告されている副作用には以下が挙げられます:

・消化器症状(腹部不快感、悪心)

・一時的な倦怠感

・炎症マーカーの変動

・血液検査値の変動(白血球・血小板等)

・湿疹

・微熱、頭痛

・重篤な副作用は稀とされていますが、適切な医学管理のもとで施行することが極めて重要です。

○治療方法

初診カウンセリング

医師が全身状態・既往歴・生活習慣を評価し、適応の可否を判断します。

点滴施行(約60分)

ダサチニブおよびケルセチンを点滴にて投与します。

投与間隔は、研究データに基づき「短期集中投与→休薬期間」の形式が一般的です。

○ 適応が考えられる方(医師評価による)

・年齢に伴う疲労感や回復力低下を訴える方

・慢性炎症傾向が疑われる方

・体内環境の最適化(内分泌・代謝・免疫)を希望される方

・ウェルビーイング向上、健康寿命の延伸を目指す方

 

○禁忌

・悪性疾患治療中、妊娠中、特定の薬剤を内服中の方などは施行できない場合があります。

 

○ 費用

自由診療のため、保険適用外となります。

料金は当院の規定に基づき、当院窓口にて案内いたします。

 

○本療法の位置づけと当院の方針

 

ダサチニブ+ケルセチン リポソーム点滴療法は、加齢生物学の進展に基づく新しい概念であり、エビデンスは発展途上にあります。

当院では、最新の知見を踏まえつつ、以下の方針で提供しております。

・安全性を最重要視した施行

・個々の患者様に応じた慎重な適応判断

・明確なインフォームドコンセント

・効果について過度な表現を避け、科学的根拠に基づく説明

・継続的な医学的フォローアップ体制

 

当院で施術しているリポ化ダサチニブ+ケルセチン療法              ↓

      https://tokai-clinic.com/senolytic/dk/