ペプチド療法とは
ペプチド療法とは、特定のペプチド(アミノ酸が短くつながった分子)を体内に投与し、生理機能を調整したり、健康を改善したりする治療法のことです。
ペプチド療法の特徴
• ターゲットが明確:特定の生理活性を持つペプチドを使用するため、狙った効果を得やすい。
• 副作用が少ない:多くのペプチドは体内で自然に分解されるため、化学薬品に比べて副作用が少ない。
• 再生医療やアンチエイジングで注目:組織修復、免疫調整、ホルモン調整などの効果が期待される。
主なペプチド療法の種類
1. 成長ホルモン関連ペプチド
• CJC-1295:成長ホルモン分泌を促進し、筋肉増強や脂肪燃焼をサポート。
• Ipamorelin(イパモレリン):成長ホルモンを増やし、アンチエイジングや回復促進。
2. 免疫・炎症調整ペプチド
• Thymosin Alpha-1(サイモシンα1):免疫を強化し、感染症やがん治療に応用。
• BPC-157:消化器の修復、関節や筋肉の回復を促進。
3. 神経・認知機能改善ペプチド
• Selank(セランク):抗不安作用があり、ストレス軽減や認知機能向上に役立つ。
• Semax(セマックス):記憶力や集中力を向上。
4. アンチエイジング・美容
• Epitalon(エピタロン):テロメアを延ばし、寿命延長の可能性がある。
• GHK-Cu:肌や髪の再生を促進し、若返り効果。
ペプチド療法の用途
• アンチエイジング(シワや肌の改善、若返り)
• 筋肉増強・脂肪燃焼(アスリートやボディビルダー向け)
• 免疫機能向上(感染症対策、がん治療の補助)
• 関節・筋肉の回復(スポーツ障害や手術後のリハビリ)
• 認知機能向上(アルツハイマーやADHDの治療)
ペプチド療法の注意点
• 日本では一部のペプチドが医薬品として未承認の場合がある。
• 効果や安全性については科学的エビデンスが,まだ不足しているものもある。
• 適切な投与量や頻度を専門医と相談する必要がある。
ペプチド療法は、健康やパフォーマンス向上を目指す人にとって有望な治療法ですが、使用する際には信頼できる医療機関での相談が重要です。
東海渡井クリニック推奨ペプチド①【BPC-157】
BPC-157(Body Protective Compound-157)は、ペプチド(短鎖アミノ酸)として知られ、主に組織修復と回復を促進する効果があると言われています。これはもともと胃の中の保護タンパク質から派生したもので、体の治癒プロセスを強化するために注目されています。以下は、報告されている主な効果です。
BPC-157の主な効果
- 組織修復と創傷治癒
- 筋肉、腱、靭帯、関節、皮膚などの損傷を修復する効果が期待されています。
- 損傷した組織の再生を加速させ、回復期間を短縮すると考えられています。
- 消化管の保護と治癒
- 胃や腸の粘膜を保護し、潰瘍や炎症性腸疾患(IBD)の治癒を助ける可能性があります。
- 消化器系の健康を全般的にサポートします。
- 炎症の軽減
- 抗炎症効果があるため、慢性的な炎症や急性の損傷後の炎症を抑えるのに役立つと言われています。
- 血管の生成(血管新生)
- 新しい血管を生成し、血液循環を改善することで、損傷した組織への酸素や栄養の供給を向上させます。
- 神経保護
- 神経系の損傷からの回復を促進し、神経系の健康を維持する可能性があります。
BPC-157使用方法
- 投与方法
通常、注射または経口(サブリンガル)で摂取されますが、注射が最も効果的とされています。 - 用量
明確な推奨用量は存在しませんが、通常は体重や目的に応じて調整されます。1日200~500mcg程度が一般的な範囲です。
患者様の体感
・朝起きたときの腰痛がなくなった
・肋間神経痛がなくなった
・全身の筋肉痛が翌朝には消えた
・首のこりと、背中の痛みが軽くなった
・運動後の全身の筋肉痛が翌朝には軽くなった
・足首の捻挫が2−3日で治った
副作用など
- 副作用
現時点では大きな副作用は報告されていませんが、まだ十分な臨床研究が行われていないため、長期使用の安全性は不明です。 - 法的・倫理的な側面
国によっては、BPC-157の使用が規制されている場合があります。医療専門家と相談の上で使用することが推奨されます。
このペプチドはスポーツ選手やリハビリ目的の人々から注目されています。興味がある場合は、医師や専門家と相談するのが安全です。
①BPC-157注射液(皮下注射1回) | 44,000円 |
②BPC-157経口(60カプセル1錠500mg 1カ月分) | 48,000円 |
当院の専用バスにてJR大森駅、京急平和島駅、東京モノレール流通センター駅からのバス送迎も行っております。
※自由診療のため全額自己負担となります。
※料金は全て税込金額です。
※併用による複数の割引適用はできません。
※初診料、再診料は、必要ありません。